影の銀行に高金利リスク 元ゴールドマンのジム・オニール氏
日本経済新聞
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来年位からは上がった金利を払えなくなるアセットが増えそう。一方、401kの損失を通じて、中高年の不満が民主主義を不安定化させると見ていたが、そちらはインフレの痛みもあるので、思った程では無い様だ。
注目のコメント
目に見えるリスクは対処できますが、リスクがどこにあるか分からない状況でショックが加わると疑心暗鬼が嵩じてパニックに至るのが”危機は突然やって来る“ことになる原因です。”日なた“のバンクが規制を受けてレバレッジを下げるなか、”影“の銀行が高いレバレッジを掛けていて、リスクがどこにあるか分からなくなっているのは確かです。そういう意味で、ここが次の発火点になるのは不思議じゃないですね・・・
「日銀、量的緩和脱却へ動く可能性」とありますが、日銀が市場と対話しながら主体的、自律的に量的緩和脱却に動くなら、景気は冷えても突然のショックが襲うことはないでしょう。しかし、今月20日のように、市場に追い込まれる形で突然変更すると、何が起きるか分からない怖さが伴います。借金で財政を賄い準備預金という負債で国債を買う日銀、高騰したマンションを変動金利住宅ローンや10年固定住宅ローンで買う家計の“レバレッジ”は、“日なた”にあるとはいえ相当なものですし。
今月20日の日銀の政策修正は空売りで稼いだ投機家が、お休みモードの中で国債を買い戻して手仕舞いしているうちは良いですが、年が明ければ既に一度打ち負かした日銀を再び激しく攻めて来るような気がします。
日本にも欧米にも長く続いた量的緩和の歪が残るなか、どんな年が明けるのか。穏やかで明るい年になると良いですね (^^)