ふるさと納税、東京からも競争に相次ぎ参戦 都内から流出857億円

コメント

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2022年12月29日

  「『官製通販』という批判もある」　（＠＠。
  昨年度のふるさと納税の寄付額は過去最高の8300億円、この調子だとたぶん今後も増え続けるでしょう。「官製通販」という批判もあるそうですが、通販なら購入者はきちんと代金を払います。ふるさと納税は通販ですらなく、お礼の品という現物の『家計への給付』、ないし現物による『税金の還付』です。しかも累進課税で高所得者ほど納税額が増えますから『還付』の額も大きく、たとえば夫婦二人と子供で３００万円の家庭は所得の０.５％の１万５千円しか戻りませんが、１０００万円の所得があれば１.７％の１７万円が戻って来るのです。ふるさと納税の逆進性は消費税どころではありません。正真正銘の『富裕層優遇』です。
  ２０００円の控除があるとはいえ寄付を集める自治体が豪華なお礼の品を競い、“集客”にも事務コストを掛けていますから、おそらく8300億円の少なくとも3割、実態的には半分程度が無為に消えている勘定で、これは逆進性のある家計への税金のばら撒きです。税収不足で増税や社会保険料の負担増が目白押しのなか、自治体にとっても家計にとっても不平等な形で『税金の還付』を行って良いとは思えません。
  もともと我が国は、雑駁に言って税金の三分の二を国が集めて三分の一を地方に配り、最終的に国が三分の一、地方が三分の二を使う仕組みになっています。本当に都市と地方の間で税金の再分配が必要なら、法律を整えて国が税金を集めて国の責任で地方に配れば良いはずで、税収を減らすこんないい加減な形で再分配をやるのは国の責任放棄としか思えません。
  即刻止めて然るべき制度だと私は思います　 (~_~)
• 藤原 環生

  武蔵大学 人文学部ヨーロッパ文化学科

  ・2022年12月28日

  母にふるさと納税しないか尋ねたときに、「子供が公立の小中にお世話になっている間は、住んでいる市に納税したい」と返されたことがありました。素敵で尊敬できる母です。
• 国光 宏尚

  Thirdverse、フィナンシェ 代表取締役CEO / ファウンダー

  ・2022年12月29日

  ふるさと納税は素晴らしい仕組みだと思う。受け身で中央からの交付金に頼るのではなく、自分たちで考え、行動して結果が数字にあらわれる。地方に自発的な努力を促す素晴らしい仕組み。こういった人材の育成こそ地方創生のキモ！東京も恨み節ばかりではなく努力して巻き返せば良い😁
  
  ふるさと納税、東京からも競争に相次ぎ参戦　都内から流出857億円。