病状悪化のペレ氏、クリスマスイブに息子も病院へ駆けつける

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注目のコメント

• 藤井 勇人

  在ブラジル建築プロデューサー／隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

  ・2022年12月25日

  ブラジル国内では毎日のようにペレ氏の様子が報道されています。ブラジルは約6割の国民がカトリックであるため、クリスマスは一年の中でも最も重要なイベントの一つ。家族のみならず親戚中が集まって盛大にお祝いをするのが普通です。そんな大事なイベントであるからこそ、ペレ氏の家族が病院に集合して一緒にお祝いをするのはごく自然なことで、そんなご家族で撮影した写真が娘さんのインスタに上げられていました。その写真にはペレ氏の奥様であるマルシア・アオキさんの姿もありました。ペレ氏の奥様が日系ブラジル人であることも日本ではあまり知られていないと思います。
  
  ペレ氏が入院されているHospital Israelita Albert Einstein(アインシュタイン病院)は国内のみならず南米ではトップと言われる病院で、国内の要人はほぼこの病院を利用していますが、だからこそ家族が泊まれるほどの巨大な病室もあるわけです。(そもそもこちらの病院は一床あたりの面積がどこも広いですが。)
  
  余談はさておき、ブラジル、いや世界のサッカー界を代表する王様、ペレ氏の復調は世界中の誰もが祈っていることだと思います。一日も早いご回復を心よりお祈りしています。