日銀の政策修正、積極緩和脱却に向けた最初の一歩も-伊藤隆敏氏
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コメント
注目のコメント
緩和修正への最初の一歩とのことですが、レンジ拡大は初めてではありません。
当初この政策が導入されたとき、長期金利の目標は「ゼロ付近」とだけあり、レンジはありませんでした。当時金融機関でトレーダーをしていましたが、何となく、±0.1%くらいじゃないかというのが市場の暗黙の認識だったと記憶しています。ところが、2021年3月に±0.25%とレンジを定めました。そのため、これはレンジ拡大と解釈されました。当時も国債市場の機能不全が問題視されていたため、それに対応したものです。世界がインフレになる前です。伊藤隆敏教授のYCC緩和に関する意見ですね
金融緩和脱却の第一歩だろうと分析しています
来年以降はディマンドプルインフレで2%を達成して金融緩和脱却に向かえる、との認識ですが、これまでの氏のコメントと比べて楽観的なシナリオと思います
金融緩和が目的を果たして終了するというのは誰にとっても最良の帰結ですが、ただすんなりと目標が達成するかということと、そうではない場合の拙速な出口戦略はいつか見た道とも感じます
その意味で伊藤氏のコメントには半面の真実を感じますが、重要な半分がないとも思います(これは記者とメディアの影響もあるのでしょうか?)