自動運転「レベル4」来春解禁 移動サービス、配送ロボも
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注目のコメント
法的な解禁と足並みを揃えて、サービスの需要喚起に向けた事業者の働き掛けも活発化させることが重要だろう。
法的問題がなくなることで、すぐに生活者の受容性が高まるわけではない。
だからこそ、法的・事業的・生活者的・倫理的な課題をタイムリーに解決していくことが求められる。
法的な課題が解決される来春のタイミングは、生活者のレベル4トピックへの接点も触れる機会となるため、ここに合わせて事業的なアプローチも一気呵成にかけていくことが鍵となる。
逆に、このタイミングを逃して、事業展開まで間が空いてしまうと、生活者の興味も一旦低下しているため、その喚起には大きな労力を費やすことになる。
官民連携とは、民が官に合わせるだけでなく、官が民に合わせることも、時には必要ではないか。
事業や倫理の準備が整う、効果を最大化できるタイミングまで、法整備を後ろ倒しにする、ということである。
なかなか通じにくいロジックかもしれないが、法整備だけが先行しても市場が広がらなければ、法整備の意味をなさない。
こうしたところも、官民ともに「したたかさ」が求められる。都道府県公安委員会の許可制で、過疎地域で特定ルートの公道を走行する無人の巡回バスなどを想定し、自家用車は対象外との事です。地方での移動インフラになり免許返納もスムーズになればと思います。
日経の予測ではレベル4の移動サービスは2025年から本格化する、とされています。そんなに早いかなあ?と思っていたものの、来春解禁ということで、日経の予測シナリオに乗っかっているようにも見える記事です。
レベル4とか5になると、通信で6Gがお目見えする2030年頃かなあと個人的には感じていたのですが、そんな悠長に構えていられないくらいテクノロジーの進化が早まっているのでしょうか。
日本では人口動態の2040年問題があり人手不足が懸念されているため、無人タクシーでの標準化が期待されています。
2025年の大阪万博で自動運転やMaaSの実装を披露したい。そんな思惑もあるのでしょう。