東京の超有名カレー店の一部店舗、QRコード決済を廃止「手数料がすごい金額に…」 顧客に理解呼びかけ
スポニチ Sponichi Annex
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注目のコメント
日本でキャッシュレス決済比率を飛躍的に高めようと経産省が決済端末の導入を補助したり、NTTデータがCAFISの手数料を下げたりしていますが、どれも打ち手がズレています。
日本の小売業は上場企業でさえ平均的な営業利益率が5%しかなく、非上場企業、特にパパママ商店は1%くらいしかない、いや、収支トントンがやっとというお店がほとんどです。
そんななか経産省の働きかけは3.25%の加盟店手数料を1ポイント、2ポイント下げさせようとしているわけですが、それはパパママ商店の気持ちをあまりにも理解していないと言わざるを得ません。
営業利益率が1%しかないお店にとっては加盟店手数料1%でも重いので、キャッシュレス決済を導入するなんて夢のまた夢なんです。1%を割る水準にしないと検討もできないはずです。
加盟店手数料が下がり切らないのは、カード発行会社がユーザーにポイントをしこたま付与したりといったロイヤリティマーケティングのためのコストがかかり過ぎていて、それを加盟店におっ被せていることが大きな原因。
なので、我々ユーザー側もキャッシュレス店舗を当たり前にして欲しいと願うならば、日本人大好きなポイント付与をギブアップする必要があります。業界にはそんな啓蒙も求められているわけですが、果たしてできるでしょうか。