エネルギー新時代。電気はどこからやってくる?
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CO2を減らしながら、手頃な価格で、安定的に電力を供給する。資源の限られた日本にとって、これがどれだけ難しいことか。
今回取材した可児行夫さんは東京電力入社後、燃料部でLNGの調達や上流開発に携わってこられた方。この先のエネルギー供給にはグローバルで競争力を持つ企業体が必要だと考え、JERA設立に奔走された方でもあります。
JERAは今、火力発電におけるアンモニアの混焼率を上げることでCO2排出を減らそうとしています。低炭素化を進めるには、再エネなどを使って製造するグリーンアンモニアのバリューチェーンが必要。その難題にどう取り組んでいるのか。可児さんの言葉の重み、凄み、そのベンチャースピリットにしびれました。
記事末に全5回の連載バックナンバーへのリンクをまとめてあります。あわせてお読みいただけるとうれしいです。可児さんは先見性、胆力、実行力のある方なのだなと推察されます。
東電と中電という歴史ある2社が統合したJERAには、むしろ先進的でフレキシブルな印象を受けます。webページひとつ取っても、それを感じます。
特にゼロエミッション火力のページは次世代火力発電の仕組みをとてもわかりやすく示されているので、とてもおすすめです。
>> https://www.jera.co.jp/corporate/zeroemission
あとはどこまで事実に基づいているのかは知りませんが、
WikipediaのJERAの沿革ストーリーは読み物として面白い。
>> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/JERA電気はだいたい(3割くらい)JERAからやって来ます。
その半分はLNGです。
日本政府がカーボンニュートラル宣言した10日前に、JERAはアンモニア石炭混焼を軸としたゼロエミッション計画を発表しています。
つまりそういうことです。