卒論に絵文字&完コピで准教授涙目
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あーNPにも出てきたか。この話。何しろW大学を出てR研でチームリーダになる人でもコピペする時代ですから、学生のコピペは有って当たり前と思わないと大学教員はできない。それが嫌なら今すぐに教員を辞める方が良い。
海外の大学では、コピペはダメ、という教育は繰り返し行われます。他人の論文を参考にする場合は、paraphraseを行って、自分の言葉で表現するよう訓練されます。日本では、ここの部分の教育が弱いですね。
私の場合、一年生向けの授業で記述式の問題を宿題にし、ウェブで提出させてます。そして、学生の答案を自作のスクリプトでコピペチェックします。コピペが判明した場合はそれを授業中に提示して、次にコピペをしたら単位没収と明言します。こういうことを何十回も繰り返すことで、コピペは徐々になくなっていきます。
もちろん、他人の答案を表現だけ変えて提出する、というのは無くなりません。しかし、表現を変える方法を考えるのも一種の勉強なので、それについてはある程度許容するようにしています。私は、大学時代の師匠から、卒論は「これが4年間の成果です」と親に見せれるものでなければならない、と教わりました。実際、私が作成した卒論は親にも提出しましたし、学生にも同じことを伝えています。
大学の現場では、たいていの学生は悪戦苦闘しながらオリジナルの卒論作成に当たっています。ただ、一部にはこういう他人の成果にただ乗りしようとする不埒な学生もいます。真面目に取り組もうとしている人たちから見れば、コピペで済まそうとする学生はどう映るだろうか。そんなことを考えると、情けないやら恥ずかしいやら、そんな複雑な思いで記事を読みました。