[シドニー 6日 ロイター] - 豪政府は6日、アルバニージー首相の新型コロナウイルス感染を受け、高騰する電気価格の抑制策を州のトップらと協議するために7日に予定していた会議を延期し、9日にオンラインで開催すると発表した。

アルバニージー氏はオーストラリア放送協会(ABC)のラジオ番組で「われわれはこれまで言った通り、クリスマス前に行動したいと考えている。実質的な延期ではない」と強調した。

首相はこれまで、天然ガスと石炭の価格上限の設定を検討していると明らかにしているが、一部の州は石炭生産業者から受け取る炭鉱使用料が落ち込む可能性があるため、抵抗している。クイーンズランド、ニューサウスウェールズの両州は収入減を連邦政府が補償するよう求める構えを見せている。