ローコード革命。人と機械の共通言語が、新しいチームをつくる
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コンピュータをうまく扱える人と扱えない人の違いは、対話的に物事を考えられるかどうかだと思います。
うまく使える人は「開始っぽいボタンをクリックしてみよう、やれることの一覧が出てきたな、じゃあこの中から目的のアプリを探して……」とコンピュータの反応を見ながらまさに対話をするように操作します。うまく扱えない人は「1. 左下の隅にカーソルを動かす。2. クリックする。3. 青いアイコンをクリックする」のように全てを手順として意識していて、相手の反応を元に判断していないので、ちょっとの変化にすぐ対応できなくなります。
GUIも本質的にはコンピュータと対話する言語という意味でプログラミング言語と変わらないです。システム作りが上手い人もやはり対話的に作業をしています。人ともコンピュータとも対話しながら作業するのです。
プロのエンジニアはシステムとの対話が仕事です。未知なるシステムに対し、対話しつつ知識を深めてくことができます。今後より多くの人が何らかのシステムを作るようになっていくと、誰にも全貌を把握されていないシステムがどんどん増えていき、それらを統合したり整理したり改善したりする需要が増えていきます。すると対話的に未知のシステムを扱えるプロのエンジニアの仕事は増えこそすれ減ることはないでしょう。
というわけで私はエンジニアの将来は安泰だなと楽観視しています。もしあなたが今の状況に危機感を覚えるエンジニアであれば、手順ではなく対話でシステムを弄ることに挑戦してみてください。もしあなたがエンジニアでないなら、手順ではなく「やってみて、何が帰ってくるか」を楽しんでみてください。初っ端から広木さんの説明がわかりやすい。今社会で起こっている変化はコンピュータリソースがどんどん安くなって高速化していること。それによって仕事を頼む相手が人からコンピュータに変わっていること。こう説明されるとプログラミング言語を扱うエンジニアの技術がどういうものなのかイメージできました。
私は事務作業が苦手すぎるんですが、繰り返しやらないといけない仕事を減らすためにエクセルの関数をいじくって請求書や進行表の自動計算機をつくったり、テキストエディタの表示を自分好みにしたくてCSSのコードを見よう見まねで改変したりするのは時間さえあれば苦になりません。
こういうのに近い感じで、もっといろいろなことがローコードツールでできるようになっているんだなと思いました。そう考えると、自分の手に負える範囲のローコードでルーティンワークをぜんぶ自動化して、さらに高度に怠けたいことをエンジニアの方に頼む……みたいなことも夢ではないのかもしれない。PowerPlatformを活用している方、おすすめの使い方があれば教えてください。
*12/15追記:記事中の図版の誤りがあり差し替えました。K Sho様、ご指摘ありがとうございました。これまでの軽微なルーチンワークの自動化はスクリプト処理を行っていましたけど、ローコードツールではGUI操作を比較的簡単に実現できるので、定型業務は、自動化できる製品になっている。
比較的簡単に自動化できるようになるので、従来プログラム言語を扱える担当者がいないと保守性や機能追加が出来なかった部分に選任情報処理担当者が不要になるようにすることもできる。
これでMSなどのローコードツール提供企業は情報システム部門ではなく、営業や人事などのこれまで情報システム部門を挟案でいた部門へ直接アプローチできるようになる。売上稼げる範囲が増えますね。
で、ローコードツールとはいえ、比較的簡単なものであるので、少し複雑になるとローコードが生成しtソースコードを修正することになるので、IT人材化の入り口としてもいいと思うので各企業では積極的に採用してほしいな。