ロシア、「影の船団」タンカーで原油輸出継続へ
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めちゃくちゃ面白い記事です。今週発動される新たな対露制裁がどれだけ効果を発揮するかは、欧米の設定する規制に従わない「影の船団」がどの程度の規模になり、どれくらい機動的に動けるかどうかだという。
ロシア産原油の取引自体は、新たな制裁措置の発動後も引き続き合法です。ただ取引業者は、欧米保険会社のセーフティーネットなしにロシア産原油を輸送するリスクを負うことになりますので、それでもロシア産原油を運ぼうという「影の船団」の存在がカギを握るというわけです。
ロシア産原油が「影の船団」を通じて引き続き市場に出るのかどうかで原油価格にも大きな影響が出るのでしょう。①2022年6月 イエレン米財務長官がロシア産原油のプライスキャップスキームを提案
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②2022年7月 G7が12/5発動を目指す
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③2022年9月 G7財務相がプライスキャップ設定で合意
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④2022年10月 EUがプライスキャップ設定で合意
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⑤2022年12月5日 1バレル60ドルで設定
という経緯ですね。
ロシア産原油の価格上限設定、識者は懐疑的
https://newspicks.com/news/7398405