[アルホル(カタール) 4日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は4日、決勝トーナメント1回戦の試合を行い、イングランドがセネガルを3─0で下し、準々決勝に駒を進めた。

セネガルと初対戦のイングランドは出足が鈍く、ミスも目立ち、GKジョーダン・ピックフォードのファインセーブで失点を免れるシーンもあった。しかし前半38分、ジュード・ベリンガムのクロスからジョーダン・ヘンダーソンが先制点を決めた。

さらに前半アディショナルタイム3分には、ベリンガム、フィル・フォーデンとつないだボールを主将のハリー・ケインがゴールにたたき込み追加点。ケインは今大会初得点で、ウェイン・ルーニー氏が持つイングランド歴代最多53得点まであと1ゴールに迫った。

イングランドは後半12分にもフォーデンのクロスからブカヨ・サカがゴールを決め、リードを拡大。イングランドは今大会トップの12得点となり、前回大会の準決勝で記録した同国歴代最多記録に肩を並べた。

イングランドは準々決勝でフランスと対戦することになり、この試合で全得点に絡んだフォーデンは「われわれはみんな、ビッグゲームでプレーしたいと思っているし、フランス戦以上にそういった試合はない。最高の試合をすれば、チャンスを作って得点できる」と意気込んだ。