ZOZOトップが語る「リアル出店の狙い」。“似合うのロジック”を武器にする
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こちら、取材・執筆させていただきました。
ZOZOが初のリアル店舗「似合うラボ」を表参道に出店＆前身のスタートトゥデイの創業25年というタイミングで、澤田宏太郎社長にインタビュー。企業のステージが変わった転機や、ZOZOSUIT失敗からの学び、AI×スタイリストの力で“似合う”を見つける無料サービスの“売らない店”を出店した狙い、マネタイズの方法、そして、そもそもなぜ“似合う”に着目したのかなどをじっくり語っていただきました。
創業者でカリスマ型の前澤友作前社長から2019年にバトンを受けた澤田社長。ものすごい重圧だったと思いますが、方針を明文化したり、社内限定ラジオ「DJさわだのナナメウエラジオ!!」を放送したり、オンライン会議への出席可能枠を広げて伝言ゲームによる曲解や伝達脱落などを減らして方針が伝わりやすくするなど、社員とのコミュニケーションを活性化。コロナ禍の追い風も受けつつ、成長や目標達成など未来に向けた推進力になっていることがよくわかりました。
ちなみに、2004年にオープンした当時のZOZOTOWNのサイトビジュアルも掲載しています。あの衝撃は今でも強く印象に残っていますし、メタバース時代に復活、なんてこともアリではと思うほどよくできていました。PR記事ではありますが、ぜひご覧になってくださいませ。先日発表された新サービス「niaulab by ZOZO（似合うラボ）」。
ZOZO初のリアル店舗では、服を売らず、無料のパーソナルスタイリングサービスを提供すると言います。
その狙いを、澤田宏太郎社長自らに語っていただきました。ぜひご一読ください！
独自開発のAI×プロの知見というZOZOならではのサービスもさることながら、「気に入ったファッションがあっても、“似合うの谷”が購入を踏みとどまらせる」という目の付け所が非常にユニークです。
ECサイトの試着できない問題は、返品無料による対応法もありますが、個人的にその裏で生じる環境負荷が気になってしまう…。“似合う”のロジックがオンラインにやってくるのが待ち遠しいです。
澤田社長の“似合うラボ”スタイリング写真も必見。
ガラッとイメージが変わるワイルドな装いに、撮影現場は大盛り上がりでした。笑似合うを追求するためにデジタルで完結させることにこだわらないということが非常に重要だったのだろう。
現在のテクノロジーで似合うを解決していくことは難しく、プロのスタイリストがその場で提案していくことが一番しっくりくる。
ただ、似合うを言語化しロジックにすることができると大きな差別化にはなるはずなので、その研究も同時並行で行っているのだろう。
