ビッグバン後の暗黒時代、従来説より短い可能性 ウェッブ観測
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種族III星‥水素とヘリウムだけでできている仮説上の星を発見、とか、自分の中での星というものの概念そのものすらぶち壊されました。宇宙未知過ぎる‥。
年代特定において、望遠鏡観測データで1億年単位で違いを見分けることができるのもすごい。光量や波形以外にも色々観測できるんだろうな‥ウェッブ宇宙望遠鏡。これからも新発見の可能性が期待されますね
注目のコメント
> 7月のウェッブ運用開始後数日間に収集されたデータに基づき、非常に明るく、非常に遠方にある銀河が二つ記録されていたことを確認した。
すごいな、数日間で科学の教科書を塗り替えちゃったよ。。。ビッグバン後に宇宙膨張とともに宇宙が冷えて光と物質が分離して光が吸収散乱されずにまっすぐ飛ぶようになって宇宙が見通せるようになる時期を宇宙の晴れ上がりと呼んでいます。さらに、宇宙の晴れ上がりから重力によって物質が集まって星(初代星)ができるまでに少し時間がかかります。星は輝き宇宙を照らすので、晴れ上がりから初代星ができるまでの間は自発的に輝く天体がない暗い宇宙の時代です。それを暗黒時代と呼んでいます。
銀河は星の集団ですから、銀河ができるには一つの星ができるよりももっと時間がかかります。今回の研究でJWSTによって今まで考えられていたよりも遠くで銀河が発見されたので(*)、それから逆算すると初代星が形成される時期が思っていたよりも早かったのではないか?つまり、宇宙の暗黒時代はもっと短かったのではないか?ということが示唆されます。ただし、暗黒時代の長さを確定させるにはまだまだJWSTによる観測や関連する理論研究が必要です。
【*参考文献】
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ac9b22
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ac94d0この記事はどんな層に向けられて書かれているのだろうか。
普通の人は、多分そもそも「暗黒時代」というのが何のことやらサッパリだろうし、その暗黒時代下での星形成や銀河形成ということについてなんて言ったら何が何やら全くわからないと思うけど、
この記事はその辺についての解説は全く無い。この記事を書いてる人も全く理解してないのだろうなあと思う。
私の理解としては、暗黒時代というのは光の無い世界ということでは決してなく、その時代=超むかし超遠方からの光がもはや地球まで殆ど届いてなくて、どんな高性能望遠鏡で覗き込もうが何も見えない時代ということである。
その時代は宇宙空間が光の直進を妨げて拡散してしまう有電荷な物質に覆われていた時代であったということで、その時代に実際居たらむしろ今よりもずっと高エネルギーで光に満ちた時代であっただろうと思う。
「暗黒時代」と言われると、まだ宇宙空間に何も無い虚無的空間の時代と一般の人は思ってしまうと思うけど、多分イメージとしては真逆だと思う。
でも、このわたしの理解も多分どこか結構いろいろ間違ってる。
この記事の内容がビッグな発見だと言うなら、まず「暗黒時代」についてもっと解説すべきだと思う。