(ブルームバーグ): 米ゴールドマン・サックス・グループはドイツの事業展開を強化するため、ミュンヘンにオフィスを開設する計画だ。

事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたところによると、オフィスは高級ブランドが立ち並ぶマクシミリアン通りにあり、2023年末からのリース契約で成立が近い。

ミュンヘンのオフィスは最大50人の従業員が勤務する見通し。テクノロジー・メディア・通信セクターやバイアウト企業、新興企業、家族経営企業などをカバーするバンカーらが勤務するという。プライベートバンキングやアセットマネジメント部門のスタッフも置くと、関係者は語った。

ゴールドマン・サックスの広報担当者は、ミュンヘンのオフィス開設計画を確認し、ミュンヘンは「ドイツでも重要な経済の中心地であり、テクノロジーセクターやプライベート・エクイティ(PE、未公開株)業界といった分野で、活気に満ち、多様な文化が集まる欧州のハブとして拡大している」と述べた。

原題:Goldman Sachs to Boost Germany Presence With Munich Office

(抜粋)

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