寝ているだけ　年収5600万円のTikToker

日本のTikTokerでもいますが、単に寝るだけでなく、投げ銭の額によって起きてしまうような仕掛けを作ったりして新しいエンターテイメントを作っているのが面白いなと思いました。やっている方は寝れなかったり大変かと思いますが笑

睡眠ストリーミングとナチュラルな音楽は、視聴者の眠気を誘うかもしれません。

睡眠ストリーミングをゲームにしたものは、一時的なブームに終わるでしょう。

それにしても、睡眠ストリーミングで月の収入が約490万円とは、恐れ入りました。

見る人がいるから成立しているのだろうけど。

なんか信じられない。何かほかに、集中できるもの、熱中できるもの、楽しめるものを見つけた方が、人生はもっと豊になると思うのだが。

ゲームに夢中になってやめ時を見失い、それでもついにエネルギーも尽きて電源を切った時の、あの「ムナシサ」を繰り返す。それを全否定はしないけど、生きててもったいないと、少しは思い返すケンゼンサを失ってはいけない。

投げ銭という個人の行為で、ライバーの行動にリアルタイムで影響を及ぼすという仕組み、特に「ライバーが身体を張る」という内容を見て、2014年に家入一真さんが実施された『「あなたのために1日何もしない」権利販売、アンチ家入ダッツカム』https://thebridge.jp/2014/12/anti-ieiri-com　
を思い出しました。

「相手に嫌がらせができる権利を販売する」というものですが、2014年から存在していたわけです。当時は「リアルタイム映像」が連動していなかったため、マーケットとしての隆盛は遅れたわけですが、イノベーションとは組み合わせであり、要素分解すればこのような前兆は見つかることを、記事を読みながら改めて噛み締めていました。

寝ているだけお金を稼ぐ人に投げ銭することは、その行為を認めることになる。自分自身においてのだらけた姿も認めとほしいという思いになるのではないでしょうか。
中国の若者の中で「横たわる」という言葉がトレンドになっていました。世界中の若者もマルチタスクからくるストレスからたまには横たわっていたい思いが強いんだと思います。

動画には「刺激」だけでなく「落ち着き」を求める視聴者も多いんですね。

「眠っている姿」がなぜ人を惹きつけるのでしょうか？

子供が気持ちよさそうに眠っている姿を見ると幸せな気分になるのと共通しているのかもしれません。

無防備な状態で眠れるということは、安全であることの証拠。
安全な環境を共有することで、人は落ち着くことができるのかもしれません。

悪夢を見ていても、外部は安全です。
悪夢を堪能できるほど、安全な環境にいるということ？？？

アイデアも素晴らしいし、その結果起きていることもなんだか星新一のショートショートみたいで面白いですね。一生続くものでもないような気もするし、終わり方がどうなるか気になります。

お腹痛い時だけ、腹痛配信とかしたら、いけるかなあ。そういう時、誰かに励ましてほしいし