[チューリヒ 18日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスの国内の投資銀行事業は、先月発表した再編計画の影響をほとんど受けない見通し。スイス部門の責任者、イェンス・ハース氏が現地紙ラジェフィに明らかにした。

「われわれはここスイスで拠点を全面的に維持するので、顧客の観点からも市場の観点からも、何も変わらないだろう」と述べた。

クレディ・スイスは先月、40億スイスフラン(42億ドル)の増資と数千人の人員削減のほか、不祥事が続いた投資銀行事業を縮小し、富裕層向けの銀行業務にシフトする計画を発表した。

ハース氏は、投資銀行事業のスイス国内のシェアは約13%で首位にあると語った。