【日本代表】戸田和幸が考える「グループE」突破プラン
- 選手の状態、調子次第で波乱も
- 日本は前線からの守備が生命線
- ドイツの数少ない穴は右の守備
- 対コスタリカは攻撃の抑揚が重要
- スペイン戦は中盤の争いで勝機を
- W杯は戦術より大切なものがある
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現代サッカーの戦術を分かりやすく解説することにおいて、日本屈指と言っていい戸田さんへの取材で最も印象的だったのは、「W杯だけは他のどんな大会とも違う」というお話。
ご自身も2002年の日韓W杯に出場しているからこそ分かる感覚なのでしょう。サッカー人生で一度も「経験したことのない感情」に襲われたそうです。
そんな状況で試合に臨めば、やはり何が起きるかは分からない。だから、試合ではグループ戦術と同等かそれ以上に、選手たちの自力(技術やフィジカル能力だけではなく、判断力、瞬間的な決断力など総合的な力)が重要になる。
そう考えると、森保監督がアジア最終予選の時から指摘され続けてきた「戦術面での指示の少なさ」は、もしかして選手の自主性を育むためだった!? 本大会を見越した上での確信犯だったとか......!?
そんなふうに前向きな推察をしながら、過去一強国ぞろいのグループリーグを楽しみに待ちたいと思っています(^ ^
グループステージ突破に向け、日本代表にはどんな戦い方が必要なのか。元日本代表で、現在は解説者を務める戸田和幸さんに、マニアックな戦術解説をお願いしました。
日本が属するグループEは、優勝候補のスペイン、ドイツが並び、突破が困難なことから、別名「死の組」と呼ばれています。
W杯前の最後の試合となった、17日のカナダ戦では、終盤に勝ち越しを許し、不安が残る形でW杯を迎えます。
ただ、サッカーの醍醐味のひとつは、なにが起こるかわからない予測不可能性。
予想に反して、格下が格上を破る、ジャイアントキリングが度々起こるスポーツです。
年間に何百試合とご覧になっている戸田さんも、最後に勝負を分けるのは、個の力にあると強調されていました。
悲願のベスト8に向けた日本代表のリベンジ、そしてサッカー人生をかけて臨む、全選手たちの勇姿を、ぜひご覧あれ。
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