【名言】心に響く、サントリー「7つの言葉」たち
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サントリー・ローヤルの、ガウディのCMも忘れられません。幻想的で、実験的で、素晴らしかったです。YouTubeで「サントリー ガウディ」と検索すると出てきます。
当時確か小学6年生でしたが、その芸術性に圧倒され、夢にまで出てきました(笑)。その10年後にガウディ建築を巡る旅に出たときには、会いたかった人にようやく会えた気分でした。
思い返すと、このCMが、もしかしたらマーケターの仕事に自分を引き合わせてくれたきっかけだったのかもしれません。
素晴らしい広告は、それに触れた人の人生を変える力を持っています。広告のコピーに夢とロマンを感じ、クリエイティブの高さとマーケティング戦略の面白さが、すごいと思います。商品の素晴らしさを打ち出すことも大切であると同時に、やはり「その商品を通していかにライフスタイルを豊かに出来るか?」がもっと大事であり、その視点に立ったマーケティング手法ですね。歴代の広告を見ると、これもサントリーだったのかと感心する広告ばかり。
そして、45年赤字を続けたビール開発を46年目にして黒字転換できたのは、コーポレートカルチャーそのものですし、さらに「上場するより未上場の方が利点が多い」と初回記事にあったことにも当てはまりますね。上場企業ではなかなか45年赤字を続けてトライすることはチャレンジです。未上場だからできる多くの柔軟性は、常に短期の利益追求型を求められる上場企業との大きな違いです。
商品を通して、いかに社会やライフスタイルを豊かに出来るかという普遍的なテーマは、夢が広がりますね。サントリーの『やってみなはれ』はあまりにも有名ですが、『サントリーは、喉の渇きを癒す機能を売るのではなく、ウィスキー、ワイン、ビールのある「心豊かな生活」を売るのだ』という言葉は素敵ですね。
経営者が事あるごとに「我々は何の事業をしているのか、何のためにしているのか」を定義し、会社の向かう先を定めることは、持続的に企業が成長していくために不可欠なことだと思います。