[マスカット 15日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場するドイツ代表のハンジ・フリック監督は15日、23日の初戦・日本戦にDFアントニオ・リュディガーとMFトーマス・ミュラーが間に合う見通しを示した。

両選手は現在負傷中で、15日にオマーンで行われたチーム練習に参加せず。翌16日に予定されるW杯前最後の強化試合となるオマーン戦も欠場する。

フリック監督は記者会見で「トーマスは今、少し休んでいるが、ミュンヘンではいい練習ができていたし、ここでも継続する。成功するためには、そういったポジションで多くの質が必要。トーマス、それからアントニオも日本戦の4日前からチーム練習に合流する予定だ」と語った。

また、所属するアイントラハト・フランクフルトで過密日程を戦った好調のマリオ・ゲッツェも練習を欠場したが、フリック監督は「回復は重要だ。マリオがどうなるか、明日見てみよう。今季、多くの試合に出ているので、とても慎重に進めている」と体調面を考慮している様子を見せた。

ドイツはW杯1次リーグでE組に入り、日本、スペイン、コスタリカと対戦する。