(ブルームバーグ): 11日の外国為替市場で、円がドルに対して上昇し、心理的な節目である1ドル=140円を上回った。円安のピークは過ぎたとの観測が強まっており、140円を超える円高は2カ月ぶり。

円は一時1.6%高の138円78銭。8月末以来の高値をつけた。

米金融当局の利上げピークが視野に入る中で、米10年債利回りの低下が年末前後にドル安・円高を後押しするだろうと、SMBC日興証券はリポートで指摘した。

原題:Yen Gains Past 140 Per Dollar for First Time Since September(抜粋)

--取材協力:Libby Cherry.

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