5人の“本の虫”教員が案内する「学生時代に“人生狂わされた”一冊」
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“私にとって文学が「勉強のために読むもの」というイメージから「親に止められても聴いちゃうロックとかヒップホップ」のような存在に変わったのは、この本がきっかけなんです。”
都甲先生の言うこの感覚、すごく大事だなと思いますし、共感できます!
私の場合は文学ではなく、高校時代に教育社会学の古典を読んだ時にこの感覚を覚えたのですが、読書が「勉強のために読む」義務的なものから、「心の底から読みたいと思える」娯楽・生活の一部的なものになったとき、自分自身の世界の見方が大きく変わったような気がしました。
また、若林先生の言う”社会の読み取り方”を知ることができるのも、読書の醍醐味だと思っています!!
高校時代に教育社会学の古典を読んだ際「n=1でしかなかった自分の経験が社会全体の枠組みで見るとこのように捉えられるのか!」と感動した覚えがあります。
クロード・レヴィ=ストロース著『親族の基本構造』はずっと前から読みたい読みたいと思いつつ、まだ手を出せていなかったのですが、近いうちに読んでみようと思います!『私にとって文学が「勉強のために読むもの」というイメージから「親に止められても聴いちゃうロックとかヒップホップ」のような存在に変わったのは、この本がきっかけなんです。』
文学をそんな風に捉えられるようになったらさぞ楽しいだろうな。尊敬する人や理想とする人の愛読書を聞いてみるのはとても良いと思います。
その人は頭の中何を考えているのか、なぜそんな風に物事を考えるようになったのか、など疑問に思うことが多々ありますが、その人を形成した土壌である愛読書を自分も読むと、少し頭の中を覗けた感じがしたり、その本の世界を共有することで少しだけ近づけた感じがするからです。