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2022/11/9
中国をはじめとした、世界の最新ビジネストレンドを紹介する連載「Think Different, Later」。
日本が「デジタル後進国」になった今こそ、その発想を変えることが大切です。
過度にオリジナリティーにこだわり、頭を抱えない。クイックに、素早く取り組み、ライバルの長所はすぐ学ぶ。
そんなあり方を、「Think Different(異端であれ)」ではなく、「Think Different, Later(やってから考える)」と表現しました。
ダイナミックに成長するアジアから、示唆にあふれたストーリーを現地投資家、アナリストらがお伝えします。
今回は「日常を支えるスペーステック」をテーマに、米中両国のスタートアップに投資するVC「心元資本(Cherubic Ventures)」より、鄭博仁(マット・チェン)さんにうかがいました。
──今回のテーマはスペーステック。ツイッター買収でまたもや世界的注目を集めるイーロン・マスクのスペースXを筆頭に、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスによる有人宇宙ロケット開発企業ブルーオリジンや、宇宙旅行ビジネスを目指すヴァージン・ギャラクティックなど、スペーステックに取り組む民間企業が目立ちます。
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コメント
注目のコメント
「NASAの技術で作られた***」
何の商品だったかさっぱり覚えていませんが、自分が子どもの頃にはNASAお墨付きをうたう宣伝が結構あったことを覚えています。
怪しげに見ていたわけですが、実はNASAにとって宇宙開発の過程で開発した技術を日常にもたらすことは重要なミッションなのだとか。NASAの技術の民間移転に関する公式サイト「NASAスピンオフ」によると、2000以上の技術が民間移転の対象となっています。その中には浄水器や土壌改善という宇宙との結びつきが一見わからないものまで含まれています。
ウクライナ戦争でも活躍する衛星ブロードバンド「スターリンク」など、民間企業のスペーステックが注目を集めていますが、"宇宙がもたらす技術”はきわめて広範な分野をカバーしている……チェルビック・キャピタルのマット・チェンさんがスペーステックの広がりを開設してくれました。ぜひご一読を!通信も泡も宇宙工場も、すべて現実になりうる宇宙技術を人間が持っていることに本当に驚きですし感動しました。
それに宇宙のような壮大な世界の研究者にとっても、それが日常に還元されていると実感できるのは大きなやりがいになる気がします。
こういう最先端の技術に日本も取り残されないように、まずは記事や動画で現状"知ってもらう"というのも大事だと感じました。
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