ロシア軍 予備役500人以上が攻撃受け死亡 一個大隊ほぼ全滅か
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これはモスクワやサンクトペテルブルクに住むロシアの「上級国民」に特に衝撃的なニュースではないかと想像します。
この予備役が招集されたのはヴォロネジ州というところで、ヨーロッパロシアです。遠いシベリアじゃなく、チェチェンでもありません。予備役ということは、徴兵による兵役を終えて、一般社会で就職している人たち。ごく普通の市民です。結婚してこどもがいる人も少なからずいるでしょう。
そういう普通の人たちが動員され、おそらくはろくな再訓練も受けずにウクライナ戦争の前線に送り込まれた。で、塹壕掘りを命じられた。
ちなみに「塹壕」というのは前線における大事な「インフラ」です。十分に深い穴を地面に掘って、その中に入っていれば、砲爆撃を食らっても生き残る可能性が高まります。
でも、用意されていたのは、570人の大隊に対してスコップが数本。この時点で「死地」確定です。「しょうがねえなあ」と適当な道具で穴を掘り始めたんじゃないでしょうか。
そこをウクライナ軍が砲撃した。身を守るすべもなく、500人が戦死した、と。
こういうのを「戦死」すなわち「戦って死んだ」と言うのでしょうか? 無能で非効率な社会システムに巻き込まれた普通の人たちが大量死した、というだけでは。
穴掘りを命じた大隊指揮官(こいつは確実に「プロ」でしょう)は「物資の調達に行く」とか何とか言って、現場から離れていて無事だったそうです。
これがロシアの「上級国民」にとっての「明日は我が身」です。
注目のコメント
ウクライナ側の発表ならともかく独立系とはいえロシアのメディア発表ですからまんざら偽情報とも言えないでしょう。ロシア軍は経験のある指揮官クラスの多くが戦死してしまい、元々未熟な予備役がまともな指揮もない前線でバタバタと死んでいくようです。ロシアは敵だけでなく味方の命も粗末にするのですね。なぜいまだにプーチンが失脚しないのか不思議ですが、ロシア国民はこのような情報を知る術がないのでしょうか。
戦国時代に、数では劣勢だった大名が、納得出来るスローガンの元、強いリーダーシップで勝利出来たのは何故か?
机上の空論では腹の底まで落ちませんでしたが、今ならば良く理解出来ます。
やはり、ロシアのウクライナ侵攻には正しい大義名分が欠けているので、自国民を長期間戦争に前向きさせるのは無理があるのだと。
外国は外交力で誤魔化せても、国民を胡麻化し続けることは不可能。「ロシアの複数の独立系メディアは」とありますが、情報源は複数なのか同一なのか (・・?
「4日間でおよそ300人が、死亡やけがをしたり、行方不明になったりした。機材の半分を失った」、「570人のうちの500人以上が死亡した」といった話が複数の情報源から伝わってロシア国内の複数の独立系メディアが各々報じているなら信憑性は高そうですが、その辺りはどのように見れば良いものか・・・ 自分で裏付けが取れないだけに常に悩んでしまいます(・・;