「トレンド操作」トレンド入り 大量解雇でTwitterはどう変わる? ITmedia NEWS編集部で考えてみた
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Twitterのモーメント機能をめぐり、特定のメディアの記事ばかりが「トレンド欄」に表示される「世論操作」疑惑なる話題がTiwtterで注目されましたが、業界の一人としてこのITmediaさんの記事がよくまとまっていると思いましたので、紹介します。
記事では、そもそもTwitterのトレンド欄(AIアルゴリズムで掲出される)とニュース欄(メディア側が作成したモーメントからTiwttar社キュレーションチームが選んで掲出することもある)との違いが分かりづらく、混同されているのではとの指摘をしています。
その上で、特定のメディアの記事ばかりがニュース欄に掲出されているわけでもなく、キュレーションチームには多くのメディアからモーメント作成の連絡を受け、審査をへて掲出記事を選んでいたとのこと。
これは私が知る限り、同じ認識です。
仮に特定メディアの掲出頻度が多いという印象があるのだとすれば、それはそうしたメディアがこの仕組みを早くから活用し、熱心に取り組んでいたからにすぎないのではないでしょうか。
相対的にネット発のメディアは取り組みが早かったと思います。逆に、私たち新聞やテレビなどは取り組みが遅かったと思います。
もちろん、キュレーションチームの審査基準などは具体的には知るよしもありませんが、ここ何年かでは伝統的なメディアも含めて広くこの仕組みが活用されるようになり、私のTwitter画面には様々なメディアの記事が表示されていました。
もっともこの記事表示もパーソナライズされた上でのもので、人によっては異なる一覧になっているかもしれませんが。
ただ、記事にもありますが、UI/UXとしてトレンド欄とニュース欄が混同されるような形になっていたのはうなずけますし、ニュース欄も開始当初はアルゴリズムで選ぶという形で、途中からキュレーションチームによるセレクトに変わった(全部ではないかもしれませんが)というのは私も知りませんでした。NewsPicksも上位やカテゴリ記事は「ピック数が多い記事を」ではなく「プラットフォームが選んだ記事」という仕様ですね
理由としてピック数基準だとユーザーコメントが集まりやすい過激な記事タイトルばかりになると聞いたことがあります
ただそれにも関わらず、ゲンダイ、プレジデントオンライン、J-castのようにタブロイド紙や経済誌風タブロイド紙が上位にピックされていることもよくあります