外資勢、地方観光へ投資加速 マリオットやハイアット
日本経済新聞
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これは円安だから行われていることではなく普遍的な流れです。
マリオットによる道の駅プロジェクトは、コロナ禍前から進められていましたし、ブラックストーンによる近鉄系ホテルの買収も円安が加速する前です。
これには様々な要因がありますが、私が注目したのはGDPに対する旅行消費の割合です。日本は5%ほどしかなく、スペインやフランスといった観光でも有名な国の半分にしか過ぎません。
それに対して、世界で一番ミシュランの星の数を持つ食文化や、多くの世界遺産を持つ歴史もあります。もちろん、マンガなどのコンテンツ系にも事欠きません。
コンテンツは捨てられるほどに存在するのに、国力に対してまったく力を入れられていない。
つまり、やればいくらでも大きくなるということ。
そこに日本勢が何もしないので、外資の冠を借りた日本人が買収、開発を仕掛けています。
外資とは言っても手がけているのは日本人です。普通に、王道なことを愚直にやっていくだけ。
世界中で、観光業をできていない国なんてありません。やれば難しいことではない。
注目のコメント
「国別ADR推移表」は面白いデータです。米国や英国をはじめとする世界平均は驚くほど同じ変化率で回復しているのに対し、日本に関しては低下の一途をたどっています。
それにしても直近半年間で、外資による国内ホテル参入が本当に相次いでいますね。歴史的な円安が進み日本への投資が一層魅力的になっていることに加え、観光客がやっと増加してきた今だからこそ、積極的に外資を呼び込むべきだと思います。
また、富裕層は比較的価格弾力性が低いはずですし、高級ホテルはいつの時代も一定の需要が見込めるのではないでしょうか。