[3日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスは3日、広範な景気減速を織り込み、通年の増収率見通しを下方修正した。これを受け、株価は時間外取引で11%下落した。

調整後の通期収入の伸び率を、従来の11%から10%に引き下げた。

米クレジットカード大手のビザ、アメリカン・エキスプレス(アメックス)、マスターカードがそろって米消費の堅調な推移を映した好決算を発表したのとは対照的な結果となった。

ペイパルの第3・四半期決算は、調整後1株利益が1.08ドルと、前年同期の1.11ドルから減少した。

調整後純収入は12%増の68億5000万ドル。調整後決済件数は14%増の3370億ドルだった。