【新潮流】グーグル元CEOが投資する「気候モデル」が熱い
NewsPicks編集部
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天気予報を毎日チェックするという人は多いと思いますが、より長期的な気候の予測を行う「気候モデル」の開発が今、盛り上がっています。
農業や水資源の管理はもちろん、都市開発や保険など、あらゆる分野で役に立ってくる気候予測。この分野の第一人者にインタビューしました。日本においても気候モデルの改良は日々進んでいます。陸海空それぞれにモデルがあり、それぞれを開発している教授、研究室があります。NewsPicksでもよく登場する江守正多先生は、1990年代に陸のモデルを開発された方です。
江守先生の作られた陸のモデルは、今別の先生に引き継がれていますが、その陸のモデルは洪水予測にも使われていて、2019年の台風19号(東日本台風)の際の洪水を精度よく予想していました。https://www.youtube.com/watch?v=STXHFH_m4XY
気候モデルの開発は、将来的な地球温暖化の影響予測はもちろん、このような直近のリスク予測にも応用されるものなので、そういう分野にお金が集まっているのはとても良いことだと思いますが、日本においてもその傾向がもっと表れてほしいところです。コンピューターの祖ノイマン氏が1950年ごろからコンピュータが長期的な気候の予測に使えると考えていたと言う。技術者の創造性に驚かされる。優れた学者もアーティストだと再認識。