「キシダは最悪だ。社会主義者か?」…円安で日本をしゃぶり尽くすハゲタカが狙う「1ドル=220円」の恐怖
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岸田首相が経済政策に関しては全く期待出来ないのは首相になる前から分かっていたはず。
話は多少ズレてしまうかもしれませんが、今になって支持率低下で批判する人増えたけど、岸田さんに関してはそれを分かってて今まで支持してたんじゃないの?って思う。
だから今までの支持者(途中でそっぽ向いた人)は相当何も考えて無かったんだなって残念に思うばかりです。
その人たちに言いたい、菅さん続投して貰えば良かったのに…
注目のコメント
キシダが社会主義者で最悪か否かは脇に置き、メイドインジャパンが世界を席巻し日本の一人当たり所得が米国をも上回った昭和の終わりから平成の初めにかけて、成長力にウエイトを置いてビジネス環境の国際競争力を比較する世銀とIMDが世界トップクラスと評価した我が国が、今ではIMDに世界31と評価されるに至っています。中国の圧力でランキングが歪んだ不祥事で世銀は発表を止めましたが、2019年に39位と発表されていますので、グローバル化とIT化・デジタル化が進む世界の中で、日本が急速に競争力を落としていったのは間違いなさそうです。
事業と金融に関わる複雑で高い税金、不透明で煩瑣な規制の数々とそれを取り巻く官民の利権、企業を守って解雇させないことを基本とする雇用保障の仕組み、コメなどを高関税で守るのと引き換えに生まれた工業製品にとって不利な貿易協定の数々など、数え上げれば枚挙に暇がありません。これらは全て、企業間、個人間の競争を妨げ、企業と産業の新陳代謝と個人の自律的なキャリア形成を阻害する要因です。
こうした要因を金融緩和と財政支出の拡大で是正することはできません。「金融緩和に頼りすぎて日本企業の基礎体力が落ち」とありますが、低成長で所得が伸びない痛みを金融緩和と財政支出で和らげることばかりに熱心で、日本をベースに世界の需要を取り込む努力を怠り続けたことは確かでしょう。政府が規制と補助金で企業活動に介入して競争を妨げることを“社会主義”と呼ぶなら日本は社会主義的で、分配を強調し企業活動への介入を指向する岸田政権に、その色彩が強いことは否めません。
しかし最近はそうした色彩を緩め、企業立地環境の改善に言及されることが増えて来たように感じます。水際対策を含むコロナ禍対応、原子力を含むエネルギー政策、企業を離れた個人をしっかり支えて流動化を促す雇用政策等々、決断力とスピード感を持って進めて頂けると良いのですけれど・・・ “名ばかり富裕層”の中間所得層と企業とを財源に補助金・給付金をばら撒くなど、“社会主義的”な部分だけが急速に進みそうなところが心配です。(・・;ウーン笑える。
「社会主義」とは何か。そしてその対義語である「自由主義」とは何か。
自由主義(リベラル):各個人や法人は社会的な権威からの制約を受けるべきではなく、可能な限り自由であるべきだという考え方
社会主義(ソーシャル):各個人や法人は私利・私財増大を目的とした活動を抑制する必要があり、社会的な権威で制約すべきという考え方
そして、自由主義と社会主義は二律背反とか二項対立しない。
究極的な自由主義は弱肉強食だし、究極的な社会主義は完全な計画経済に基づく共産主義となる。
我々は自由主義と社会主義の中間の、どこかより良いポイントを模索する必要がある。
株主資本主義や新自由主義は、自由主義を究極的な方向に寄せたものだ。
これを採用した結果として、欧米の自由主義諸国の覇権は相対的に低下し、社会主義諸国の中でもやや自由主義に寄せた制度を採用した中華人民共和国が覇権に挑戦するに至った。
これを受けて自由主義諸国の世界的なコンセンサスは「自由主義といっても、究極的な側に寄せるのは誤っていた。もう少し社会主義側に寄せた公益資本主義へとシフトしていくべきだ」のハズ。
株価や配当金至上主義者の言うことを真に受ける事は、「世界は中華人民共和国による中華秩序を受け入れ、周辺諸国から主権を放棄していく結果を受け入れるべきだ。そんな事より、カネだ。」
と言う意見に賛同しているのと等しい。
中華秩序配下における株価とか配当とかに、一体何の意味があるんだ?
むしろ岸田政権がどんどん進めている株主資本主義のような自由主義の究極側へのシフトにこそ、歯止めをかけるべきだろう。後でじっくり読ませて頂きます。
ところで、キシダが社会主義かどうかはさておき、過度な平等主義を好む人が多い日本人は、本質的に社会主義との相性が良いのだと思います。
ところが、本人は社会主義的思想だと自覚がないキシダ総理の登場で、過度な平等主義に基づく社会主義的施策はとんでもない!と、ようやく気が付いた人も多いように思います。
ということで、キシダという反面教師が、茹でガエルの日本人を目覚めさせることを期待したいです。