脚光を浴びたのは財務相時代の仕事ぶりだ。2020年2月に39歳の若さで抜てきされ、新型コロナウイルス対策を指揮した。そこで休業を強いられた国民に給与の8割相当を支援するといった思い切った財政出動で失業や倒産を抑えたことで、一気に名をあげた。 政界入りする前は米金融大手ゴールドマン・サックスで働き、投資会社を共同設立するなど金融界で成功を収めた。妻はインドのIT(情報技術)大手インフォシスの共同創業者の娘で、スナク氏は「最も裕福な国会議員の一人」と言われる。
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか