「スポーツ経営コンサルタント」ってどんな仕事?日ハム新球場のアドバイザー、NY在住の鈴木友也さんに聞いてみた
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大変お世話になっている鈴木友也さんのインタビュー記事です。
スポーツビジネスに興味を持ってくれる方々には一度読んでみてもらいたい内容です。
私も微力ながらスポーツビジネスの発展に貢献できればと思っています。
注目のコメント
―実際に米スポーツ界の内情に触れて感じることは。
「産業としてすごいなと思うのは結果を出さないとクビになることです。人間、一番力が出るのって自分の生存を懸けて戦っているときです。こちらでは皆が個人でリスクを取って勝負している。その方が圧倒的にいいアイデアが生まれるように感じます。誰がお客さんで、その人たちにどのような価値を提供すればお金になるかのノウハウを学ぶところは多い。これまでの日本は競技者目線中心。例えば、スポーツ施設も観戦者、つまり顧客のことは全然考えていなくて、やる人のために造られていた。以前のプロ野球が典型でしたが、オーナー企業が節税ツールのために保有し、翌日の新聞で会社名が出れば年間30億円の赤字でもオーケーという時代が長かった」
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これに尽きると思います。
鈴木さんにはBリーグもお世話になっていますし、4年前ニューヨークで勉強させていただきました。このような方が、スポーツビジネスの本場で学ばれて日本にアウトプットしていただけるのはありがたい限りです。最近、元ファイターズ選手の谷口雄也さんがファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」のPR担当として選手目線でどういう楽しみ方ができるのかを発信しているのを見ると、ファンも非常におもしろいですし、経営サイドもかなり重要な視点を得られると思います。そういった点では今後アスリートのセカンドキャリアとして、どこかで経営を学んだのち、スポーツ経営コンサルタントというお仕事をされるのも良さそうです。