[21日 ロイター] - クレディ・スイスが売却を計画する米資産運用部門に対し、運用会社ジャナス・ヘンダーソンや投資会社ブルー・アウル・キャピタルを含む複数社が買収提案を検討していることが、事情に詳しい関係者の話で21日明らかになった。

ジャナスとブルー・アウル以外では、資産運用会社アライアンス・バーンスタインやプライベートエクイティー(PE)企業のセンターブリッジ・パートナーズとクリアレイク・キャピタルも買収に乗り出す可能性があるという。

関係者の1人によると、運用会社アメリプライズ・フィナンシャルとインベスコも入札への参加を検討している。

関係者らによると、米部門は20億ドル程度の価格で売却される可能性がある。ただ、確定した事項はないとした。

クレディ・スイスは、24日の週に戦略見直しの進捗状況を発表するのを前に、複数の不採算事業の売却を検討してきた。