やらない理由を探すのではなく「見る前に跳べ」|東京大学教授 暦本純一
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注目のコメント
Leap before You Look (見る前に跳べ)は米詩人 W. Audenの詩から引いています。
望むなら見れば良い、でも君は跳ばなければならなくなる。
Look if you like, but you will have to leap.
W. Auden
ちなみに、記事中にあった、小学生のときに本屋さんで教えてもらったコンピュータの教科書というのは、竹内均先生の「やさしいコンピュータ」でした。竹内先生は地球物理学の権威で科学雑誌Newtonの創始者でもありますね。https://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E2%80%95%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86-1969%E5%B9%B4-%E7%AB%B9%E5%86%85-%E5%9D%87/dp/B000JA3ELI「やりたいことができる人とできない人の違いは、単純に始めているかどうか」という言葉に共感します。
思うに、環境のせいにするのは簡単なのです。なぜなら、私自身がずっとそうしてきたからです。
文系から理系に志望を変えた結果、質の高い文学教育を受ける機会を逃してしまった……理系の学部に籍を置き、思い描いていた理想と程遠い学問に取り組む自分は、かつて芥川龍之介の作品の独自性について熱量高く語り合っていた同期たちに対して、学びの質・量共に突き放されていく悔しさを覚え、このような言い訳をポロリとこぼしました。
しかし、周りを見渡してみれば、学ぶための教材はたくさんあるわけです。放送大学はもちろん、無料でアクセスできる質の高い情報も充実しています。オンライン講義に潜り込むことだってできます。
便利になった反面、今までより一層行動力が求められる時代になったのではないでしょうか。
Forbes 30 under 30に選ばれた方とお話しする機会があったのですが、「実現力」が非常に高い印象を受けました。また、その方は言語化能力にも優れていました。飛び抜けた才能に見えるものは、その実実直な努力の賜なのだと、遅まきながら気づいたのです。
自分も「見る前に跳べ」という言葉を忘れず、今日この瞬間から気を張って、いろいろなことに飛び込んでいく所存です。「見る前に跳べ」この言葉、すごく刺さりました。
私は性格的にリスクヘッジに重きを置くタイプなのですが、
リスクに気を取られるがあまり、行動を起こせないということが今までも何度もありました。
正に「先を見ていて跳べなくなっていた」状態です。(もちろんリスクヘッジも重要なのですが…。)
最近は、ある程度のレベル(だいたい5割くらい)まで考えたら、取り敢えずやってみようというスタンスをとっているのですが、
いざ動き出してみると、自然と「やらざるを得ない」というプレッシャーがある状況に置かれるので、動く中で「どうしたら上手くいくのか」ひたすら考えて、結果として上手くいくというケースが多いです。
「見る前に跳べ」の精神を持ちながら、「やらない理由」ではなく「やる理由」を探し、アクションを起こし続けられる、そんな人になりたいなと思います。