円下落、146円台 24年ぶり安値更新―「介入」水準下回り警戒感・東京市場
時事ドットコム
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記事では『米国の大幅利上げの継続を見込んで米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進んだ」と取ってつけたような理由になってますが、今回はどちらかというと英国市場の混乱再燃やウクライナの戦闘激化などに伴う欧州通貨売りからのリスク回避のドル買いきっかけだと思います。
財務省は為替の水準でなく急激な変動を防ぐための介入としていますので、日銀と政府が共に実質的な円安政策を続ける中で、前回の介入水準より円安になることを容認しているといったところでしょうか。幾らで介入するかがはっきりすれば、介入しても遠からず円安に戻ることがはっきりしている状況下、投機筋にとってこれほど楽なことは無いですからね。
日銀が金利を抑え込むため無制限に円を市場に供給し、円安で起きるインフレに対する不満を宥めるため政府がこれまた借金で補助金をばら撒いて円を供給する中で、介入効果は限られます。彼我の政策対応が変わらぬ限り、介入を繰り返しながらじわじわ円安が進み、次第に介入効果が落ちて行くことになりそうな気がします (・・;いよいよ98年8月の147円66銭が迫ってきた。日米協調介入でトレンド反転した当時のようなことは考えられず、これを抜けると150円という心理的なラインはあるもののその次は90年4月の160円35銭にまでチャート上の明確な節目がない