「お前はどうしたいの?」リクルートで上司に“詰められた”話
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言葉にする能力がとても高い。参考になります。
以下引用
上司「それはキミが嫌われたくないだけじゃない?残念だけど、僕は自分の見え方を気にする人に仕事を任せようとは思わない。向き合うべきは自分ではなく事業だよ。」
上司「自分を良く見せるために組織や仕事があるわけじゃない。数字を出すことに向き合ってほしい。誰が言ったかより、何を言ったかが大事なんだよ。」
「入社初日だろうと10年目だろうと、組織を伸ばすために必要な意見は出すべきだ。それが結果として自分のためにも組織のためにもなる。そういう人間が組織を成長させられるんだ。」
上司「あのね、自分の成長じゃなくて、組織の成果に向き合ってくれないかな?自分の成長とか保身が中心で、いつまでもチームの成果に貢献できないようだと、仕事を任せられないんだよ。」
上司「あなたの成長のためにチームがあるわけじゃない。チームで成果を出すためにやるべきことを考えてほしい。何度も言うけど、自分の成長よりチームの成果が先なんだよ。自分だけ良ければいいという人に仕事は渡せないよ。」
上司「キミには、自分の意志はないの?ただ言われたことだけやって、いざとなったらどうしたらいいですか?って、それ仕事していて楽しい?自分の意志がない仕事なんて、やってて楽しくないでしょ?」
上司「どうすべきかを現場で考えるのが仕事なんだ。相手の立場に立って、何に価値を感じてもらえるかを、自分の頭を使って考えてみて。」
上司「仕事はね、こうしてもいいですか?って許可を求める行動をするくらいでいいんだよ。その責任を取るために上司がいるんだ。答えを指示するために私がいるんじゃない。」
引用終わり
注目のコメント
「自分の意思で仕事をするか否か」は大きな分岐点だと思います。指示を待つばかりでなく、意識して自分なりに考えて行動する習慣をつけることは大事です。失敗した場合は、他責にできないのでしんどいですが、その分学ぶことも多いので、次に活かすことができます。結果を出せた場合には、指示されてやっただけの仕事では感じることができない満足感や興奮を得ることができ、それが次への原動力になります。
大きなことでなくても良いのです。例えば店頭のオリジナルのPOPを作ってみたり、お客様のためのちょっとした工夫や改善などを、自分なりに考えて形にしていくことを繰り返していれば、自然と「自分の意思で仕事をする」ことに繋がっていきますし、そうでなければ仕事の醍醐味を感じにくいのではないかと思います。勉強になるお話しです。
自分の失敗を公開するということは勇気のいることです。
まず、リクルートという会社の風土が前提です。
リクルート流の人材を育てる文化。
その太い一本が通った良い上司にめぐり合いました。
こんな話を思い出しました。
私がIT企業に勤めていた頃、20代の駆け出しのころです。
たまたま、経営陣との懇親会にまぜていただく機会があった。
最初は、緊張して隅っこに座って、様子を伺っていたが、次第に場に慣れて
となりの人事部長に、言ってしまった。
『この会社の将来は楽観できません。なぜなら・・。』
酔いもあったのだろう。今から考えると冷や汗ものだ。
部長は、『で?どうしたらいいの?』
私は「会社はもっと・・・したらいいと思います。」と答えたら、
部長の表情が変わってこういった。
『会社が? 違うな! 君がやるんだよ!』
この瞬間は忘れられない。今でも、目の前の震えたビールのコップと
きんぴらごぼうのお皿が目に焼き付いている。
その後、自分がやろうと思ったことを積極的に提案し自分で汗をかいた。
数年後、大阪から東京本社に転勤になった。
本社でその部長に挨拶に行ったとき、『頼むよ』の一言を笑顔でくれた。
それ以来、『会社は・・』という三人称で語る社員がいれば、私はこういう。
『いや、ごめん。“私は”と一人称で話してくれる?』
良い記事をありがとうございます。