「へそごまパック」を数量限定で発売…花王が「超ニッチ商品」を連発する本当の狙い
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注目のコメント
おへそ博士やモスキート博士など、極めて優秀で独自の研究テーマを貫く(ことができる)研究員を抱えている花王らしい記事です。
へそごまパックは、ボトムアップ発でお客様ニーズもあった好例ですね!
とはいえ、やはり研究員発の製品化は珍しいようで
「イノベーションを創造するのは、『お客さま(消費者)』のほう。われわれメーカーは、自社の研究開発とお客さま一人ひとりが望むものとの接点を知り、それがビジネスとして成立し得る可能性を、デジタルによって探るのが務めだと考えています」という一文があります。
ではニッチ系は中小メーカーの方が強いのかというと、ニッチ発企業ならともかく、なかなか難しいと思います。
お客様の潜在ニーズの見える化、どんなニッチな球が来ても対応できる経験豊富な研究員の醸成、あとは、小ロット&低利益率でもとにかくいろいろ試してみようと言える経営陣がいるかどうかなど課題があります。
ファンテックでつきぬけたコンセプトを持ち、ブランド力がマッチしていることが、ヒットの鍵なのかなと感じました。熱狂、強い欲求ですね。
あったらいいなという需要にとどまらず、すごく欲しいという強い欲求を生み出すことができるかどうかがポイント。
その領域までいったモノが大ヒット商品にもなります。需要の先にある欲求を目指す。熱狂を起こすことを考えるのは面白いですよね。もうみんなが欲しいがるようなマス向け商品どんどん少なくなってきてるからね。
マスどういう言葉の意味も、普通という言葉の意味もどんどんなくなってるし、こういうニッチ商品のほうが熱狂的なファンを作れる