「CO2を回収する産廃業者になる!」
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光合成細菌を使うのであれば、立地上の観点から日本を選ぶ理由はありません。
日本の平均日照時間は約1850 hr/yで、世界平均の2500 hr/yよりも25%も短いのです。しかも気温と日照時間の観点で国内では優位性がある九州や沖縄地方では、台風や線状降水帯などの災害が多く、光合成細菌設備を建設しても、その強度確保のために余計なコストをかけなければなりません。
また、日本には四季があるため気温の変化も激しく、屋外大量培養には不向きとしか思えません。「CO2を回収する産廃業者になる」というキャッチ―なコピー、実はとても重要。
ディープテックは、そのすごさや裏付けとしての技術を、その技術に明るくない人が理解するハードルがより高い。
一方で、ディープテックと言えども、顧客開拓やエコシステム形成、それに伴うパートナーとの連携には、わかりやすくその事業の意味合いを伝えることが大切。
CO2回収の産廃業者、というのは、「既存社会においてもリサイクル含めて不可欠な廃棄物回収を、今後の社会に合わせてCO2を対象に行っていくのだな」と容易に理解できるし、それはひいては「それも社会の中で必要不可欠な存在だな」とか「今後のCO2はCCUS含めてリサイクル資源にもなりうるのだな」といった解釈ができるようになる。
ディープテックだからこそ、わかりやすくキャッチ―な、事業としての社会的意義の発信が、より重要ではないか光合成で二酸化炭素削減というのは、地球温暖化という側面ではあまり期待できないかと。
https://www.google.com/amp/s/agora-web.jp/archives/2056133.html%3Famp%3D1
最近のサイエンスでも植林の効果は限定的だという試算があるし。
https://www.eurekalert.org/news-releases/965097?language=japanese
京大発ベンチャーなら、このあたりも科学的に解説してもらいたいですな。
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