「大学生にも生活保護認めてほしい」 ネット署名、既に2万人超
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「大学はぜいたく品」とする感情が理解できないわけではありません。
実際に大学生は、数多くの大学施設を無料で利用することができ、国内最高水準の専門家による講義や研究指導を受けることができますし、自分の自由に使える時間が多いことから「人生の夏休み」と揶揄されることもあります。
ただし、大学への進学率が高まり、多くの人が高等教育を受けられる環境を作ることは、労働者を育てることを意味し、これは国を豊かにすること、ひいては国民だれもが恩恵を受けることに繋がると思います。
生活保護という形が適切かは議論の必要がありますが、教育を受ける機会を増やすやその質を高めることは我が国が最も注力するべきことであると信じています。大学生が生活保護を受給できるようにするのも大切かもしれませんが、根本の問題は学問の自由がお金のない人に開かれてないことなのかなと。大学の無償化まではわかりませんが、それに近いことが実現できればまず出費が減り、生活に困ったり奨学金を借りる学生も減るのかなと。
あと、大学の就職予備校の側面が強すぎるのは問題なのかなーって思ったりします。大学に行かないと、さらにはいい大学に行かないとつけない職業がたくさんあるのは事実だと思います。進学はぜいたく品
私も大学生の時感じた言葉でした。
私も大学生の時は複数のアルバイトを掛け持ちし奨学金をもらいながら学費を工面していました。
自分がなりたい職業になるために「こんなにお金がかかるんだ」と働いたことで進学することが高価で、贅沢なことなんだと感じました。
だからといって住む場所がないとか、ご飯が食べられないといった状況ではなかったし、生きることには困らなかったので、虐待などあらゆる原因によって学ぶことと生きることの両方を侵されるということはとても大変なことだと思います。
生活保護には最低生活の保障、自立の助長の目的
が含まれています。生きることと学ぶこと両側面を支える制度であるなら、大学=贅沢ではなく、生活は支援する、学業はアルバイト等で工面するなど柔軟な対応が必要かと思います。
一方で、受給条件の設定や、正しく受給の可否を決められる人材を全国に設置できるのかは課題かと思います。