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【直伝】9つの世界初を成し遂げたチームマネジメント

NewsPicks編集部
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    スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    津田さん、さすがです。私は東大で津田さんのチーム、宇宙研で川口先生のチームでやったことがありますから、それぞれのキャラの違いも良くわかります。成功時に津田さんと抱き合っている(背中しか映ってない)方も良く存じ上げていますが、佐伯さんというNo.2の方です。津田さんがチーム作りにおいて、佐伯さんとNo.2に指名したことは津田さんの大きな拘りであり、正直お二人はタイプが異なる方です。佐伯さんはとにかく心配性。あらゆる可能性を潰し込まないと心配でいられないタイプ。津田さんは一歩引くこともできる森と木のバランスを行き来できるタイプ。津田さんが佐伯さんを指名した理由はよくわかります。疑り深い心配性こそ自分の横に置いておきたい。No.2の佐伯さんは津田さんよりも若いので、30代のTwo Topのチームがこの偉業を引っ張ったのはすごいことだと思います。

    日本企業や政治の世界は、いまだに60-70代が中心で、ようやく50代のトップがポツポツ出てくるぐらい。年長者が有利なのは、これまで積み上げてきた実績、「信用」を有していること。若者が不利なのは、これまで積み上げてきた実績、「信用」が不足していること。

    津田さんの言葉を借りるなら、偉業を成し遂げるのに「信用」よりも「信頼」が重要だということ。これは未来志向であり、偉業は未来からしか生まれない。若い「信頼」があるチームにリーダーシップを任せ、それを年長者がサポートしたり、厳しい意見をいう(ガバナンス)姿で、大きな偉業を成し遂げたことは、日本企業が学ぶべきことだと思います。


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームを率いたJAXAの津田雄一さんの独自インタビュー。9つもの「世界初」をなぜ成し遂げることができたのか。ミッションのハイライトの逸話を追いながら、津田さんのチームマネジメントの凄さが実感できる記事です。編集を担当しました。

    原稿を読みながら思い出したのは、「日本の宇宙開発の父」、糸川英夫氏の言葉です。糸川氏は1950年代半ば、東京大学生産技術研究所を拠点にロケット研究を開始し、初めての本格的な地球観測用ロケット「カッパロケット」を開発しました。

    糸川氏はかつて、こんな言葉を残しています。

    「研究者が、科学的な、或いは技術的な難問に立ち向うのは苦しみではない。楽しみである。(中略)ほんとうに苦しんだのはこんなことではなくて、徹頭徹尾、対人関係である。人と人とのふれ合いによって生ずる誤解と意見の不一致である」(文藝春秋1962年4月号「宇宙開発の最高殊勲チーム」より)

    最も苦心したのは、意外にも「対人関係」だったというのです。

    どんなに優れた技術者や研究者が集まっても、個々の能力を発揮して一緒に課題を解決できる組織でなければ、プロジェクトは前に進みません。はやぶさ2の成功は、技術力もさることながら、津田さんの巧みなチームマネジメントの賜物だったとも言えます。


  • NewsPicks 記者

    私が津田プロマネを初めて取材したのは、2019年7月、2回目タッチダウンの記者会見でした。相模原市にあるJAXA宇宙科学研究所の一角に設けられたプレスセンターには、大勢のメディアが詰めかけ、ものすごい熱気だったのを覚えています。

    はやぶさ2は、メディアにも「ファン」が多く、会見や説明会はたいてい長引きます。そんなときでも、最後まで粘り強く我々の質問に答えてくれました。

    毎回感心していたのは、津田さんの言葉の選び方。どれを見出しに取ろうか迷ってしまうくらい、魅力的な言い回しを使われるので、記者としてもワクワクしながら会見を聴いていました。

    さて、小惑星サンプルリターンは、NASAの探査機オシリス・レックスも追いかけてきていますが、まだまだ日本がナンバーワンです。

    この世界最先端の技術を、ぜひ次のミッションにつなげてもらいたいと思います。そして、津田さんが次に率いる挑戦的なプロジェクトがどんなものになるのか、今からとても楽しみです。


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