[6日 ロイター] - サッカーのアルゼンチン代表FWでキャプテンのリオネル・メッシ(35)が、来月にカタールで開幕するワールドカップ(W杯)では優勝のチャンスがあると語った。

メッシは今大会で自身5度目のW杯挑戦。アルゼンチン代表としてW杯で優勝したことはないが、14年ブラジル大会では準優勝の実績を残しており、南米選手権では幾度もの準優勝を経て21年大会でついに開催国ブラジルとの決勝を制して優勝を飾った。

メッシは南米の映像配信サービス「スタープラス」に対して「W杯ではどんなことでも起こり得る。全試合がとてもタフで、優勝候補がいつも優勝するとは限らない」と話し、「アルゼンチンが本命かどうかは分からないが、その歴史を考えれば常に候補になる」と語った。

一方で「われわれよりも優れたチームがいると思っている」とも語り、自身にとってこれが最後のW杯になるとの見通しも示した。

アルゼンチンは11月にアラブ首長国連邦(UAE)と前哨戦を行い、カタール大会1次リーグではC組でサウジアラビア、メキシコ、ポーランドと同居。同月22日にサウジアラビアと初戦で顔を合わせる。