8月実質賃金1.7%低下、物価上昇で5カ月連続マイナス=毎月勤労統計
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注目のコメント
生産性が上がった分を従業員と企業が分け合う形で賃金が増えて需要が増えて起きるインフレは実質賃金を引き上げて国民を豊かにするけれど、金融緩和で無理やり起こす円安に起因するインフレが真綿で首を絞めるように国民を貧しくすることは、大規模緩和期待で円安が始まったころから言い続けて来たところです。資源価格の上昇と円安で国富が海外に流出していますから、賃金の上昇がインフレに追いつかず実質賃金が下がるのは当然です。金融緩和と政府が借金してカネをばら撒くばかりでは、この先も同じ傾向が続きそう。いよいよはっきりして来たな、との感が拭えません (・・;
名目賃金は増えているけど、実質賃金は増えていない。賃金の上昇が物価の上昇に追いついていない。受け取った給料である名目賃金に対して、実質賃金は物価の上昇を考慮しているので、実質賃金が上がらないと、購買力の増加にはつながりにくい。
一方で、実質賃金と購買力の関係についてはこちらが参考になりました。
実質賃金に対する誤解
https://www.dlri.co.jp/report/macro/202761.html