岸田首相はやりたくない…政権が「全国旅行支援」をイヤイヤ始めた「ウラ事情」
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注目のコメント
「メリットに比べてデメリットが大きい。一番やりたいのは観光庁、一番やりたくないのは首相(記事から引用)」
デメリットが内閣支持率の低下を指すのならばウラ事情でも何でもありません。
岸田首相は所信表明演説でインバウンド消費5兆円を明言しましたが、全国旅行支援の実施で達成しようとしている経済効果やその成果については触れていません。観光庁は全国旅行支援による経済的メリットとは何かを首相だけでなく、国民に対してもしっかりと説明するべきだと思います。現場で議論していて、状況を把握している身からすると、観光庁は圧倒的に少ないリソースで頑張ってます。
今回は、前回の政府が主導したGoToと違い、地方自治体主導です。47の都道府県の要件が昨日やっと出揃いましたが、それぞれ異なり47者47様が示す通り、政府は何もできません。
観光庁ではなく、地方行政のビジョンのなさです。いえ、地方も自分たちだけでやることは限られる中での、東京都が追加補助を発表したりの自治体間での需要の取り合いという囚人のジレンマに陥っているという意味では政府が主導すべきとも言えるかもしれません。
いずれにせよ、この2週間であちこちの利害関係者の言い分を聞いて感じるのは、現在の体制がもうどうにもならん仕組みになっているなということ。
誰も悪いわけではなく、全員が悪いとも言える。
とりあえず、今回は誰もハッピーでない、盛大な数千億円の乱舞です、、、
私は、一貫して最初から辞めとけと言ってた通りになっとる。こういう支援でよく感じるのは、事業者は割引ありきの少し高値を設定して、旅行者は割引やクーポンがあるので通常と同じ価格で取れるだけという構図なのでは?ということ。
イヤイヤ始めるのであれば、
宿泊施設や自治体を活性化させる方向に直接お金を使って欲しいです…
そうすれば、インバウンドなど今後の観光産業の資源にもなるし。