[台北 6日 ロイター] - 台湾主計総処が6日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.75%上昇と、市場予想とほぼ一致した。

8月の2.66%上昇から加速したが、2カ月連続で3%を下回った。ロイターがまとめた市場予想は2.7%上昇だった。

変動の大きいエネルギー・野菜・果物を除いたコアCPIは前年比2.79%上昇。8月は2.73%上昇だった。

当局者は記者団に、10月のインフレ率は9月よりもやや低くなると述べた。インフレは第2・四半期にピークを迎えたとの見方を示し、今後低下していく公算が大きいとした。