ブリヂストン、半導体チップ入りタイヤ参入 24年から
日本経済新聞
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タイヤ空気圧をモニタリングできるクルマが増えてきました。さらにタイヤ自体の状態を適切に管理できれば、安全安心と使用限界把握の両立ができます。ユーザーにとっても整備工場にとっても導入価値は高いと思います。
"自動車が走行時に排出するCO2のうち、タイヤの性能や保守が影響する度合いは、トラックやバスで26%、乗用車でも18%"
とのこと。
昨今、特に乗用車のOEMのタイヤは利益率がかなり低いはずなので、CO2削減インパクト比率も大きい大型車両からですかね。いずれにせよ、半導体を入れると開発費用や製造原価も上がり、販売価格も高騰するはずなので、そのコスト高騰をどのようにマネタイズに転換するか、中期的なサービスマイルストン、プロダクトマネジメント、データマネジメントやマネタイズが肝になりそうですね。
個人的にはLand&expandで少し価格を下げてでも半導体入りタイヤの流通数とそれに伴うデータを早く•大量に収集した方がその後のビジネス展開にはつながるかと感じます。ただし、事業のJカーブをステークホルダーとコンセンサス取り続けたり、5-10年かけてその事業を誰がコミットし続けるのかが鍵かもしれません。チップ入りタイヤが役立つのはライフ管理だけではありません。たとえば4輪の内圧から車両の走行状態を推測して、先進安全装備や車両姿勢制御装置などの制御をより緻密に行なうことも。より安全そして気持ち良いドライブの可能性が広がります。