クワーテング英財務相、中銀に1000億ポンドの国債購入を承認

コメント

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2022年10月05日

  英国では、国民から選ばれた政府、つまり国が支えられる範囲内でBOE（英国中央銀行）に金融政策を任せるという方針がはっきりしています。国民から直接選ばれたわけでない日銀が巨額の低金利国債をいわば勝手に買って、損が出たら税金で穴埋めせざるを得ない状況を作る我が国とは違います。「ＡＰＦの規模を拡大する場合には財務省が購入額の補償に動く必要がある」ゆえんです。
  新政権が減税と財政支出の急拡大を打ち出して国債暴落のリスクを垣間見た英国ですが、少なくとも長期金利（≒国債価格）が政府の放漫財政を止める役割を果たしている点で、まだしも健全であるように思います。（・・;うーん
• 新 芽衣

  東京都立大学　　　NewsPicks第３期StudentPicker 経済経営学部

  ・2022年10月05日

  アメリカの高インフレの影響を受けて、イギリスも同様に高インフレが続いている中、減税や所得税のトラブルなども起こり、慌ただしい印象を受けています。
• 佐々木 一寿

  研究者、ジャーナリスト、編集者、作家、経済評論家

  ・2022年10月05日

  そもそも国債購入はインフレを亢進させる作用があるんですよね、ポンド安も必然的に招きます
  それでも使い道が妥当であれば納得されると思いますが、新政権発足以来ボタンの掛け違いが続いているように思います