[3日 ロイター] - 英豪系資源大手BHPグループは3日、西オーストラリア鉄鉱石事業に関するアナリスト向け説明会で、鉄鋼の長期的な消費見通しを引き上げた。2030年までに消費量は2%(4200万トン)増え、50年までに4%(7600万トン)増えると見込んだ。

その要因として、発電設備向けの消費量が3倍に増えるとし、中でも風力と太陽光発電といった再生可能エネルギー向けの需要は5倍になると予想した。

BHPは世界最大規模の鉄鉱石生産会社。22年会計年度の売り上げの半分近くが鉄鉱石事業で占められている。