｢大声」「威圧」の生徒指導はもう古い 初改訂の国の手引どう生かす

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注目のコメント

• 小澤 いぶき

  認定NPO法人PIECES 代表理事 ／児童精神科医

  ・2022年10月04日

  指導要領の改定案に子どもの権利が明記された。
  こちらの記事に出されている例は、4原則の中の「子どもの意見の尊重」や「差別の禁止」にあたる。
  文科省としてこれを明記したことの大切さを改めて感じる。
  
  スウェーデンに視察に行った時に、子どもたちが権利をどこで学んだかという調査に対して、学校で学んだと答えた子どもたちが多かったという結果があった。
  子どもが日々過ごす日常に権利の実践があることが、制度を文化にしていくエッセンスでもあるのではないかと思う。
  
  日常における子どもの権利の実践は、大人自身もその権利を尊重される体験により、より行われやすくなるのではないかとも思う。子どもの権利が尊重され、子どもを取り巻く環境を育む私たち一人ひとりの権利もまた大切にされる営みを日常でも取り組んでいきたい。