平均給与460万円…昭和の美徳が招いた「会社員の給与、30年間据え置き」という悲劇
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30年前はネットもダイヤルアップだしPCも1人1台ではなく部に1台のDOSパソコン。もちろん携帯電話なんて無く、長期休暇を取る時はお客さんの引き継ぎを同僚にしないといけなかった。
その頃に比べ、圧倒的に業務効率は上がり、またオンオフの境目が曖昧になって執務時間そのものが増えているのになぜ給与が上がらないのか?
それは簡単な話で、効率化効果が労働者に還元されていないから。
10時間かかる仕事がIT化、デジタル化で2時間になったとすれば、本来は2時間働いて10時間分の報酬からデジタル化コストを差し引いた額を受け取れるはずが、結局それまでの5倍の量の仕事をこなして従来の10時間分の報酬しか受け取ってないからです。
注目のコメント
長時間労働で残業し続けても大して給料上がってこなかったのだから、昭和の美徳は関係ないのでは。
会社が儲かろうと儲かるまいと、利益を従業員に還元するマインドのない経営側の問題かと。
もちろん、長時間労働=努力という考え方はちゃんちゃらおかしいですけどね。昭和にデフレマインドは定着していませんでしたから、むしろ日本のマクロ安定化政策当局者のガラパゴス化した経済理論が招いた悲劇だと思います。
そうしたガラパゴス化した理論に基づくマクロ安定化政策が続く限り、悲劇は続くでしょう。働かない国になっちゃったね
【世界主要国「年間労働時間」上位10】
1位「メキシコ」2,128時間
2位「コスタリカ」2,073時間
3位「コロンビア」1964時間*
4位「チリ」1,916時間
5位「韓国」1,915時間
6位「マルタ」1,882時間
7位「ロシア」1874時間*
8位「ギリシャ」1,872時間
9位「ルーマニア」1,838時間
10位「クロアチア」1,835時間
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27位:「日本」1,607時間