[パリ 27日 ロイター] - サッカーの国際親善試合は27日、各地で行われ、ブラジルはチュニジアに5─1で大勝した。ブラジルにとってはワールドカップ(W杯)前のラストマッチとなる。

23日にガーナを圧倒して3─0で勝利したブラジルは、この日も圧巻のパフォーマンスを見せた。前半11分にラフィーニャのヘディングで大量得点の口火を切り、同点に追いつかれた直後の同19分にラフィーニャのアシストでリシャルリソン、その10分後にはネイマールがPKを決めると、同40分にはラフィーニャが再びネットを揺らした。

チュニジアが同42分に退場者を出して数的不利になると、ブラジルは後半にメンバーを入れ替えてペースを落としたが、同29分にブラジルリーグで現在最も注目を集めているペドロのゴールでリードを広げた。

アルゼンチンはジャマイカに3─0で完勝。フリアン・アルバレスが前半13分に先制点を奪うと、試合終盤にエースのリオネル・メッシが立て続けに2ゴールを決めて突き放した。

韓国は孫興民の1点でカメルーンに1─0で勝利。日本とW杯1次リーグで対戦するコスタリカは、ウズベキスタンに2─1で勝った。