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「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説

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  • 一般社団法人Wellness Life Support 代表理事

    とても興味深いですね。

    「アミロイドβ」や「タウ蛋白質」の蓄積と
    アルツハイマー病の有病や症状に相関がある、
    と言うことでコレらの物質を減らす為の薬剤が
    治療薬として研究されて来ました。

    しかし世界中の製薬会社が取り組んでもなお、
    いまだにこれと言った成果が出ていません。

    ですからコレらは「原因」では無く、
    起こった事象の「結果」や「目に見える副産物」に過ぎないのでは、
    と言う議論がされたりもしています。

    結果として蓄積するものを減らしても無意味で、
    蓄積する根本原因を何とかしないといけない、
    と言う事ですね。

    炎症性物質(小麦由来蛋白や乳蛋白など)の長期刺激により
    腸粘膜細胞間隙が緩み、本来血管内に侵入しないはずの
    未消化の高分子蛋白質や異物、微生物などが血管内に入り、
    全身を巡る事で全身の慢性炎症を起こして、
    様々な疾患の一因となっていると言う「リーキーガット」
    と言う病態仮説があります。

    動脈の壁にコレステロールを成分とする
    アテローム(粥腫)が隆起してプラークが形成される
    動脈硬化においても、
    血中コレステロール値とプラークの増悪や軽減は
    あまり相関が見られない事が知られています。

    むしろ持続する高血糖などに伴う炎症で、
    血管内皮細胞間隙が緩む事で
    動脈血内のコレステロールや異物などが
    中膜内に侵入する事でマクロファージなどによる
    免疫機能が亢進してプラーク形成と増大が起こる、
    と言う仮説も提唱されたりしています。

    同様の機序で血液脳関門を構成する血管の
    物質透過性が高まってしまう事で、
    本来脳神経系内に入ってこない様な、
    高分子蛋白質や異物が入る事で、
    免疫機能が亢進した結果にこの様な自己免疫反応が
    起きていると考えるとスッキリ説明できる気もします。

    薬剤を脳神経組織内や脳脊髄液内に到達させるのは、
    とても困難ですから、実際に抗炎症剤やステロイド剤で
    どれほど脳内の自己免疫反応を抑え込めるかは分かりません。

    それよりも免疫機能を正常化する為に、
    ミトコンドリアの機能を維持強化したり、
    腸や血管の慢性炎症を抑える生活習慣を取り入れる方が、
    効果的な可能性もありますね。


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